ラスカ スペシャルコンサート 『五嶋龍 ヴァイオリン・リサイタル』観覧応募受付は終了いたしました
2011.09.21 更新

- 応募期間:受付は終了いたしました。
- 当選発表:応募者多数の場合は、抽選の上、ご案内ハガキの送付をもって発表とさせていただきます。
※当選のご案内ハガキの到着は10月3日頃までを予定しております。
※抽選および当落についての電話などでのご質問・お問い合わせはご容赦願います。
※当選の権利の譲渡およびチケットの転売などは固くお断りいたします。 万一不正があった場合、当選を無効とさせていただく場合がございます。 - チケットの受け取り:ご当選された方は、ご案内ハガキをご持参の上、引き換え希望店舗のサービスカウンターにお越しください。ハガキおよびチケット代金(お1人様 2,000円)と引き換えにチケットをお渡しいたします。
- 引き換え期間:2011年10月3日(月)〜10月23日(日)
※引き換え期間中にチケットをお受け取りにならなかった場合、当選は無効になりますのでご注意ください。 - 個人情報の取り扱い:ご記入いただいた個人情報は、抽選、当選者へのハガキの発送、本件に関する諸連絡以外には利用いたしません。お客さまの個人情報を同意なしに業務委託先以外の第三者に開示・提供することはありません(法令などにより開示を求められた場合を除く)。お客さまの個人情報は、湘南ステーションビル株式会社にて管理させていただきます。
- お問い合わせ:本社営業部0463-22-0237(平日 10:00〜18:00)
主催:湘南ステーションビル株式会社 ラスカ
協力:東日本旅客鉄道株式会社
幼い頃からその才能を開花させ、海外で活躍する彼の素顔やコンサートのこと、
そして震災にあった日本について何を感じているのか、今一番知りたいことをお聞きしました。


―ヴァイオリンの魅力とは何ですか?
自分の感情を一番表現しやすいものだと思います。他の楽器に本格的に取組んでいるわけではないので純粋な比較は難しいですが。例えばピアノをポーンと鳴らすと音量はただ下がっていきます。ところが、ヴァイオリンの場合は、奏でた音をより大きくもできるし、のばすこともできます。それはまるで人間の声のように感じます。そこが一番の魅力です。
―3歳から始められて、長く活躍されてきました。モチベーションを常にキープし続ける秘訣は?
僕が秘訣を知りたいです。好きなだけでは長くは続かないですし、自分なりの気持ちのコントロール法を見出さなければなりません。どんなジャンルのプロに聞いても、いつも絶好調で、100%、150%のモチベーションでやれている人はいないので、僕だとこんなものかなと。生活状況とかもありますし、誘惑もあります。どんな時でも舞台の上で、ベストを尽くすのは当然ですね。
―ファンの期待に応えたいということですね?
そうですね。確かに期待されているというのは感じています。でもそれは「お客さまのために」という偽善的な考えではないです。3000人でも、300人でも、何人でも、自分の演奏を聴いてくれる人たちがいる、ということを我に返って考えてみると、すごいことですから。例え気がのらず、少し休みたいと思ったとしても、それは後回しって考えないと。もちろんステージに立てば、どんな時でも気分はのるので大丈夫です。
―オフの時はどんな気分転換をされていますか?
友達と飲んだり、遊んだり。空手が大きな気分転換ですね。自分の人生は、音楽だけじゃない、と感じさせてくれるので。忙しい時には特にそう思いますよね。
―それで大学で勉強されたり、空手にも打ち込んだり、さまざまなことに挑戦されているのですね。
確かに人生を充実させたいということもありますが、音楽のためということでもあります。色々なことを体験することで、音楽にも深みが出るように思います。技術はもちろんのこととして。
―ただ、さまざまなことに挑戦すると練習量は減ってしまいます。何か特別な練習法はございますか?
あります!スマートな練習の仕方ですね。効率的に練習しないといけませんから。時間が少ないですし。もっと練習している人はいますから。ただ単に音を流さず、しっかりと計画を立てるようにしています。
―最も影響を受けた音楽家は?
一番はやはり姉※ですね。
―みどりさんは、龍さんが物心ついた頃からスターでした。やはりお姉さんへの憧れからヴァイオリンを始められたのでしょうか?
多分そうだと思います。
―では今、大きく成長された龍さんにとってみどりさんはどんな存在ですか?
いやいや、まだまだ遠いですね。差は縮まっていないですよ。ずっと縮まらない気がします。それは音楽性とか技術とかではなくて、歩んできた人生の深さです。姉はそれだけ色々な人生を経験していますから。成し遂げてきたことの数が多いので。それに、姉は常に前を向いてどんどん進んでいます。全然、(僕の成長を)待ってくれません。
―なるほど。龍さんが人生を多面的に楽しみたいという気持ちが分かりました。
もちろん姉をモデルにしているわけではないですけど、でも姉は今、教授もやっていますし、国連などを通して世界のためにも貢献しています。大学どころか大学院にもいきました。さまざまなコンサートの経験も積んでいます。色々な人生の経験をしてきた人なんだなぁとは思います。
―プライベートでは、クラシック以外、どんな音楽を聴きますか?
コールドプレイはいつも聴いています。あと、デヴィッド・ゲッタ、アフロジャックなどですかね。
―70年代の音楽もよく聴かれるとお聞きしていますが。
そうですね、ときどき聴いています。レッド・ツェッペリンとか。
―ロック系もよく聴いていらっしゃる。
はい。ギターが好きですから。
―ギターもお上手だと聞いています。
そんなことないです。ほんのちょっとだけ・・・。
―ミュージシャンのお話を聞いていても、龍さんの生活はアメリカにあります。しかし一方で日本にルーツをもっていらっしゃいます。アメリカと日本、どちらが近いと感じられますか?
う〜〜〜ん、そうですね・・・、やはり日本はいつも行きたいなぁと思っていますよ。それはアメリカでの生活が主だからかもしれませんが。日本は楽しいですから。食事もおいしいですし、いつも(日本が)恋しくなりますよね。


―その日本ですが、3.11に大きな震災を経験しました。どんな想いを胸に抱いていますか?
地震が起きた時、僕はちょうど日本にいました。成田空港に飛行機が着いたまさに1分後です。大変な思いをしました。その後も2週間ぐらい滞在していましたし、日本にいる間ずっと不安な空気を感じていました。
―震災のときは飛行機の中に閉じ込められたんですよね?
飛行機に8時間、空港に1泊・・・。
―ひょっとしてロビーで1泊ですか?
いえ、運よくホテルに泊まることができました。
―でも連絡はつかなかったのでは?
ええ。
―そんな今年、ラスカでは「アナタを笑顔に。」というコミュニケーション・ワードで、地元にさまざまな元気を送る努力を行っています。今回のスペシャルコンサートもまさにその一環です。龍さんはどんなエールを今、日本に送りたいですか?
日本の皆さんに、どう元気を取り戻してもらったらいいかはまだ分かりません。ただ、これだけのことがあったからこそ、新しい何かを生み出せるような気がします。このことをバネに、よりよい日本をつくっていただきたいと思います。
―今年、ハーバード大学を卒業されました。龍さん自身のこれからをお聞きしたいです。
音楽の方では行ったことのない場所で演奏がしたいです。また、時間に少し余裕ができたので、空手もがんばりたいです。でもまずは住むところを見つけないといけないですね。より自立していかないといけないなぁと思っています。色々なことに挑戦したいと思います。
―龍さんにとって、空手とはどのような存在ですか?
空手は子供の頃からやっており、やはり人生の一部で楽しいです。どうして楽しいかと言うと、僕は常に向上心をもっていたいからです。上手い先生や空手家は、たくさんいるわけです。もちろんヴァイオリンの世界もそうですが。ただ、空手の方が今は、一日一日ちょっとはマシになったかな、と感じることができます。毎日の成長を実感できると、最高の気分になります。
―ケガをされる怖さは無いのですか?
それは仕方がないです。ケガは人のせいにはできないですから。
―それでも空手が好きというのは、よっぽど好きなんですね。
ええ、ケガの怖さを感じないぐらい魅力が上回っています。日本でも熱心に取組んでいます。
―あと、鉄道もお好きとか?
ええ、乗るのは好きですね。日本の鉄道が一番好きです。本当は時間があれば、ローカルな鉄道の旅にも出かけたいんですけど。
―お仕事でお忙しいですからね・・・。では、音楽、ヴァイオリンはどのような存在ですか?
そうですね、やはりかけがえのない存在ですね。ずっと、裏切られたことがないので。ずっとそばにありましたから。
―裏切られたことがないというと?
いつも側にあった、いつでも帰ることのできる場所だったってことですかね。積み上げた練習はしっかり身についていますし。僕の生活を大きな意味で安定させてくれています。だから、音楽がなくなったら、というのは想像つかないです。
―では龍さんにとってプロフェッショナルまたは一流の条件とは何だと思いますか?
そんなこと言ったら自分自身はどうなんだ、ということはありますが・・・。う〜ん、やはり一流とは、技術の高さはもちろん、その上で、芸術性はユニークなものでなければいけない。そして何より気がのらない時でもベストのものを提供できないといけないということですかね。
―なるほど。そんな龍さんの演奏を皆さま楽しみにしています。特にラスカは女性のお客さまが多い場所です。どんな女性に惹かれるか特別に教えていただけませんか?
結構、強気そうな女性が好きです。自分の意見、気持ちをストレートに出してくれる人じゃないと面白くないですから。
―意見がお互いにバンバン言えるような関係性が理想ですか?
そうですね。
―じゃあ、(より自分の意見を主張しそうな)アメリカの女性の方が好きですか?
いやぁ〜表現の仕方の違いがあっても、女性はどこの国でも強いですよね(笑)。だから国は関係ないですね。
―なるほど(笑)。では、最後にコンサートの聴きどころをお聞かせください。
全部の曲がまとまっているわけではなく、それぞれの味があり、色があります。全部を試し聴きする感じで楽しめると思います。クラシックコンサートといえど、あまり堅苦しくならずに来ていただければと思います。いやだったらいやと言ってください(笑)。僕もお客さんを見ていたら分かるものなので・・・。
―では、クラシックファンはもちろん、ビギナーの方でも楽しめる内容なのですね。
そうですね。まぁ、それと同時に全ての方がクラシックや僕の音楽を好きになってくれるとは思わないので、僕の演奏を聴いてちがうなぁと思われてもガッカリしません。それぞれの方がそれぞれの意見を持っていただきたいのです。だからこう聴かないといけないとか、これがいいものだと思わないといけないとか、前もってそういう考えをもたず、リラックスして楽しんでいただければと思います。
※五嶋みどり。数多くの著名な音楽家と共演。年間70回以上もの演奏活動を行うトップヴァイオリニストの1人。社会貢献活動や教育活動にも力を入れ、2007年9月より国連平和大使を務める。
- ●プロフィール
- 五嶋 龍(ヴァイオリン)
7歳でコンサート・デビュー。その後、ソリストとして日本国内のオーケストラはもとより、ワシントン・ナショナル交響楽団、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、ウィーン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、オルフェウス室内管弦楽団、上海フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、世界各地のオーケストラと共演。指揮者では、ロリン・マゼール、ウラディーミル・アシュケナージ、チョン・ミョンフン、ファビオ・ルイジ、タン・ドゥンなどと共演する。また、室内楽にも積極的に取り組み、ミッシャ・マイスキー、チョン・ミョンフン、今井信子などと共演。 1996年より10年間にわたり、フジテレビのドキュメント番組「五嶋龍オデッセイ」で彼の成長過程が紹介された。また、空手・ギターを趣味とし、社会貢献・教育活動に積極的に取り組むその姿は、海外のメディアでも特集が組まれるなど注目を集める存在となっている。昨年には、ニューヨーク市議会や同市教育委員会などと協力し、『五嶋龍"Excellence In Music"(音楽優秀賞)』をニューヨークに設立。以後、同市内公立高校生に奨学金を授与するなど教育の分野にも力を注いでいる。録音はドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、ユニバーサルクラシックスよりリリース。使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1722年製のストラディヴァリウス「ジュピター」。現在、JR東日本のCMに出演。2011年5月ハーバード大学物理学専攻を卒業。
公式ウェブサイトはhttp://www.ryugoto.com/(提供:ASAHIネット) - 鳥羽 亜矢子(ピアノ)
東京都立芸術高校音楽科、東京藝術大学音楽学部を経て、奨学金を授与されアメリカ・インディアナ大学音楽学部にて研鑽を積む。これまでに、巨匠ヤーノシュ・シュタルケル氏のアシスタントピアニスト、巨匠堤剛氏のリサイタルで共演ピアニストを務めた他、インディアナ大学より推薦され、ケネディーセンター・テラスシアター(ワシントンD.C.)でのミレニアムコンサートなど、多数出演。2005年同大学にて、ヤーノシュ・シュタルケル、ミリアム・フリード両特別教授クラスの非常勤伴奏講師(専属クラスピアニスト)を兼任。2006年帰国後、国内外に於いて、室内楽、伴奏・共演を中心とした演奏活動を行っている。ピッコロヴァイオリン奏者グレゴリー・セドフ ジャパンツアー2011の共演ピアニスト、オホーツク紋別音楽セミナー2011弦楽器部門の講師を務める。 現在、東京藝術大学音楽学部弦楽科伴奏助手。





